こんにちは、もんふじです。

前回は、情報収集(インプット)の方法についてお話ししました。

ただの情報で終わらせるな!自分の引き出しが増える情報収集法

今回は、情報発信(アウトプット)の練習法についてお話ししていきます。

情報収集の段階で、誰かに説明するつもりで、
なおかつ独自性を持たせていくことを意識するということでしたが、

そうは言っても、慣れないうちは、それをいざ文章にしようとしても
なかなか上手くいかないものです。

そこで、情報発信(アウトプット)の練習をどうしたらできるか、
という課題が生まれるわけです。

情報発信の練習方法は、要は「慣れ」です。

ただ、そう言い切ってしまうと身もフタもない話になってしまうので、
具体的な練習方法を以下に挙げてみます。

●実際に書いてみる
●実際に誰かに説明してみる
●写経をする

以下、それぞれについて説明していきます。

実際に書いてみる

メモでもワード等でも何でも良いので、下書きとして実際に書いてみることです。

実際にメモ書きすると後で添削が面倒なので、
ワード等のソフトを利用されることをおすすめします。

ただし、注意点があります。

書き終わった文章を、すぐにブログ等にいきなりアップするのではなく、
1日くらい寝かせてみてください。

時間を置いてからもう一度読んでみると、
自分が書いた文章も客観的に見ることができます。

そうすると、書いたばかりの時点では気づかなかった分かりづらい部分や、
文章全体の論理的な流れが適切かどうかが見えてきます。

実際に誰かに説明してみる

家族や友人に、書こうとしている文章を概要でも構わないので説明してみます。

そうすると、情報収集の段階で予想していた「分かりやすさ」、とか
「情報を受け取る側は、何がわからないのか」の答え合わせができます。

実際に説明してみると、自分が思っている以上に相手に伝わらなかったり、
逆に、説明がくどすぎる部分が見つかります。

これを繰り返すことで、どの程度のさじ加減で文章を書けば良いのか、
という感覚が段々研ぎ澄まされていきます。

写経をする

これはちょっと上級者向けですが、あえて練習方法の1つとして挙げておきます。

写経(しゃきょう)とは、元々は仏教用語で、経典を書き写すことを指します。
転じて、文章を練習するためにお手本を書き写す場合も
そう呼ばれるようになったと言われています。

あなたが「こういう文章を書けるようになりたい!」
と思った文章を徹底的に書き写すことです。

書き写しは、これもやはりワード等で構いません。

ただし、ただ何となく書き写していても効果は薄いです。

起承転結や接続詞の使い方等の文章の流れを意識しながら、
あるいは、どういった狙いがこの一文にはあるのか?
といったことを意識しながら書き写すことではじめて効果が出てきます。

文章に込められた狙いについては、
コピーライティングという売れる文章を書くテクニックを学ぶことで
ある程度分かるようになりますので、

そういう意味では、全く予備知識がないうちは、写経まではしなくても良いかと思います。

逆に、ある程度コピーライティングの基礎知識がついてきた段階で写経を実践してみると、

「お、この一文は○○の狙いが隠されているな。」

といったように気付きの多い練習になります。

また、コピーライティングの基礎知識がつくと、どの文章ならお手本に値するか、
といった観点が養われますので、無駄な練習に時間を割くこともなくなります。

 

 

全く初心者のうちは、実際に書いてみたり、誰かに説明して練習することをおすすめします。

そして、少しずつコピーライティングの基礎力がついてきた時点で、
写経も含めて練習することでさらに練習の効率を上げることができます。

きっと

「すごく地味な作業だなぁ。」

と思われたと思います。

確かにその通りです。

しかし、こればっかりは近道はないと思うのです。

日々、情報収集に励むのと同じくらい、情報発信についても地道に頑張っていきたいものです。

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