こんにちは、もんふじです。

 

あなたは「資格」と聞くとどんなイメージを持たれるでしょうか?

 

「とりあえず迷ったら何かしら資格を持っていれば安心

 

「資格があれば手堅い」

 

といったイメージを持っていませんか?

 

今日はそんな資格の持つイメージとその危うさについてお話していきます。

知っておきたい資格の定義

そもそも資格とはどのように定義されるのか?

 

日本国内で確認できるだけでも1,200種類はあると言われている資格。

資格は、国家資格、公的資格、国際資格、民間資格という4種類に分類することができます。

 

それぞれの定義は以下のとおりです。

国家資格

国の法律に基づいて、各種分野における個人の能力や知識が判定され、
特定の職業に従事すると証明されるもの。

法律によって明確な裏付けが存在していて、
中には資格を持つ者のみが行うことを許される業務も存在する。

公的資格

地方公共団体や公益法人が法律とは無関係に実施する検定試験など、
公的性質を持つが、法的根拠を持たない資格のこと。

民間資格との区別についてはあいまいなものがある。

国際資格

複数の国に拠点を持つ団体等が認定する資格や
貿易等の国際関係業務に関する資格のことを指すが、その定義はあいまいなものがある。

民間資格

民間団体や個人が自由に設定し、独自の判断基準で任意に実施できる資格のこと。

法的根拠はない。

資格のイメージと誤解

上記のように4種類に分類できる資格ですが、冒頭で投げかけたように、
あなたは資格について、

 

「とりあえず何かしら持っていれば安心」

 

というイメージをお持ちではないでしょうか?

 

そんなあなたには、少し立ち止まって考えてみてほしいのです。

 

前述した4種類の資格の内、法律で明確に裏付けが存在しているのは国家資格のみです。

他の3種類については、明確な区別ができず、法律の根拠もない上に、
資格の設定や判断基準も自由に決めることができます。

 

ということは、一言に資格と言っても実にピンからキリまであるということがわかります。

このことから、いかに「資格」という言葉がぼやっとしたもので、
安易に「持っていれば安心」と考えるのが危険なことかがわかるかと思います。

 

実際にあった話で、僕の妹が専門学校の説明会に行った時、

とある専門学校の職員さんが

 

「うちの学校はあんな資格もとれるし、こんな資格もとれますよ!」

 

と猛アピールしてきたそうです。

 

で、一緒についてきていた母親が一言。

 

「それで、その資格は持っていると何か就職に有利になったりするんですか?」

 

それに対し、職員さんは、

 

「いや、特に就職に有利には働かないんですけどね。」

 

と気まずそうに答えたそうです。

 

ここからも分かるとおり、世の中には約1,200種類もの資格が存在するんですが、
全ての資格が持ってるだけで役に立つものとは限りません。

 

この話のように、仮に「役に立つ=就職に有利」だとしても、
就職において有利か否かに関係ない資格もたくさんあるし、
酷いものだと、「資格商法」といって、資格を設置している人がただ儲けるためだけにあって、
中身自体には全く価値のない資格さえあります。

まとめ

資格といっても実に様々な種類があり、その内容も千差万別です。

何かしら資格さえとれば良いと安易に考えに従って思考停止してしまうのではなく、
自分のやりたいことの役に立つ資格かどうか、きちんと調べてから狙いましょう。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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