この記事を読んでくれているあなたは
どの年齢層に属する方でしょうか?

 

本業は会社員で、
会社では一定の仕事と責任を担っている方でしょうか?

 

僕は現在、30代の男なのですが、
元々は地方公務員として市役所で働いていました。

 

つまり、昔ながらのサラリーマンの風習の中で働いてきた経験があります。

 

今日、いつものようにニュースを読んでいたところ、
その中で気になる記事を見つけたので、ご紹介したいと思います。

 

記事全文:「若者の貧困」を招く、精神疾患増加の実態
http://toyokeizai.net/articles/-/140757

 

要約すると、現代の若者(10~30代)の日本における死因のトップは
自殺で、これは主要先進国では日本だけである。
また、劣悪な労働環境を原因とする若者の精神疾患の件数は年々増加傾向にある。
にもかかわらず、若者に対するメンタルケアなどの支援体制は依然として不十分である。
なおかつ「若いうちの苦労は勝手でもしろ」といった言葉に代表されるような
若者は苦労して当然といった価値観が未だに熟年代層を中心として根強く残っており、
現在の過酷な労働環境に身を置かれている若者に対する理解もまだまだ十分とは言えない
状況にある、とのこと。

 

これを読んでみて、あなたはどのような感想を抱くでしょうか?

 

あなたが熟年代層であるならば、

 

「今の若者はなんだかんだ言って甘い。」

「自分たちも苦しい時期を乗り越えてきて今がある。」

 

という風に思われるかもしれませんね。

 

あるいはあなたがこの若者世代であるならば、

 

「そうそう!本当にその通りだと思う!」

 

という風に強く共感されるかもしれません。

 

ここからは少し、
このことについて僕の経験も交えてお話ししたいと思います。

頑張れば報われるという希望のはかなさ

僕の親世代(50~60代)は「頑張れば努力は報われる」といった言説を
どうやらかなり本気で信じているようです。

 

実際、僕の親もかなり堅実に仕事上での努力をこれでもかというくらい地味に、
けれども着実に積み重ねてきたようです。

 

なぜなら、先輩にあたる世代がそのようにしてきて
きちんと出世や昇給を手に入れてきたからです。

 

また、時代背景的にはバブル景気という景気の良い時代も経験しており、
その実体験もあるからなのか、
努力の先にきちんと希望を見出しているようです。

 

一方で、20代から30代の方は特に共感してもらえるかと思いますが、
僕らの世代は景気が良いと言われる時代を経験していません。

日常的に目にするニュースは不景気に関するものばかり。

 

また、40代や50代の大先輩たちが努力していたにもかかわらず、
左遷や減給といった憂き目にあう場面もちらほら目にしています。

 

実際に僕も、これまで身を粉にして働いて仕事を一生懸命こなしてきた先輩が
その時の人事の判断ひとつで減給かつ業務量の増加を命じられるという理不尽な場面を
何度も見ています。

 

このような場面を数多く目にしていると、
「自分の10年20年先の未来もこうなるのではないか?」
という不安が強く頭をよぎります。

 

結果、現状の苦労に対して希望を持って働くことが
困難になってきているのではないでしょうか?

会社全体の構造的な問題

昨今の会社の多くは人材不足という問題を抱えています。

 

僕の前職である市役所もその例外ではなく、
前年と同じかそれ以上の業務量を1人減、2人減でこなさなければならない
状況が年々増加していました。

 

結果、社員1人当たりの業務量は増加し、
それぞれの余裕はどんどんなくなっていきます。

 

次第に現場での社員教育に費やせる時間と労力がなくなり、
新人教育はその分おろそかになっていきます。

 

したがって、新人は先輩に仕事のやり方について自分から聞くということも
段々しにくくなり、自分1人で全てを調べて解決しなければならなくなります。

 

僕の前職でも、
質問する時間が確保できず、1人で孤独に悶々と仕事を続けているうちに
精神疾患を患ってしまい、退職した人が何人もいました。

 

大先輩方に昔の状況を聞いてみると、
昔もそれなりに忙しい部署は存在していて、それ自体は大変だったけれども、
先輩方のフォローを受ける余裕があって、
そのおかげでなんとか乗り越えることができたということでした。

 

単純に仕事量が増加していることだけが原因なのではなく、
そういった職場環境の変化が現代の若者の苦しい状況を作り出しているといえます。

支援体制が整うのを待つしかないのか

上記のような背景を考えると、
問題は個別の会社が抱えているものではなく、
社会全体が抱えているものであるように思えてきます。

 

当然、簡単に解決するような問題ではないし、
これからもこの問題はより深刻なものになっていくことでしょう。

 

ではそんな状況に対して僕らは国や会社の支援体制が整うのを
指をくわえて待つしかないのでしょうか?

 

公の仕事に従事していた僕だからこそ実感を持って言えるのですが、
あなたも薄々感じているように、
公の制度改革といったものは非常に進行が遅く、後手後手にまわるものです。

 

もしかしたら、制度改革が実現する前に、
あなたの体や心はボロボロになってしまうかもしれません。

 

会社のフォロー体制についても、
よほど大きな問題にならない限りは会社が動くのを期待するのは無駄でしょう。

 

ではどうしたらいいのか?

 

こんな時代だからこそ、
僕は自分で稼ぐ力をつけていくことをおすすめします。

 

このブログを見てくださっているあなたは
もしかしたらネットビジネスに関する情報を集めていて
「自分で稼ぐ力」というキーワードはすでに飽きるほど見てこられたのかもしれません。

 

「自分で稼ぐ力」と言うとサラリーマンをしている方にとっては
まるで夢のようなことであるように思われるかもしれません。

 

しかし、現代のようにインターネットの普及によって、
個人が比較的簡単に不特定多数に対して集客や販売を仕掛けることのできる時代は
未だかつてありませんでした。

 

また、副業に関してもここ数年で認知度と理解が高まり、
大企業であっても副業を認める会社が増えています。

 

そういう意味ではこの上ないチャンスが訪れているのです。

 

また、上記のような社会全体で抱える問題がある中で、
サラリーマンという枠の中で仕事の選択肢を限定するのは
ある意味無理があるように思えます。

 

なぜなら、会社間で多少の条件の差はあったとしても、
基本的に人材不足やそれに伴う1人当たりの業務量の増加はどこにでも存在し、
現在の仕事に満足できないからといって転職を試みても、
同じような状況に陥る可能性は十分にあるからです。

 

そういった意味で、このような時代においてはサラリーマンではなく、
起業するという選択肢を検討してみる価値があるといえます。

 

また、インターネットビジネスの中でも、
僕のおすすめしているアフィリエイトという手法は努力の積み重ねが効きます。

 

例えば、独自ドメインを取得して一生懸命育て上げたブログは
集客力や信頼性という点において育てた分だけその力は継続して効力を発揮しますし、
アフィリエイトをする上で基礎的スキルとなるライティングの技術は、
アフィリエイトに限らず物を売る場面の全てで活用することができます。

 

これらの経験やスキルは、
仮に時代の移り変わりによってアフィリエイトで稼ぐ事ができなくなったとしても、
人がものを売り買いするという行為が存在する限り、応用が効くため、
他のビジネスに挑戦する際にも必ず役に立ちます。

まとめ

このように、昨今の社会が抱える問題から見ても、
また、インターネットの普及という時代の流れから見ても、
インターネットを活用して「自分で稼ぐ力」を身につけることは
必要であるといえますし、また身につけるチャンスが来ているともいえます。

 

一度稼ぐ力を身につけてしまえば、
その経験やスキルによって、本当の意味での安定や自由が手に入ります。

 

こんな時代だからこそ、
ぜひとも勇気を持ってこの大きなチャンスに注目してほしいと思います。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

もしよかったら、応援よろしくお願いいたします。

下のバナー、もしくはこのブログのトップページのサイドバーにあるバナーをクリックしていただくだけで応援していただいたことになります。

↓↓↓
ブログランキング・にほんブログ村へ