こんにちは、もんふじです。

突然ですが、あなたはゲームが好きですか?

僕はというと、最近こそやっていませんが、小中学生の頃は毎日学校から帰ってくるや否や
テレビにかじりつくようなゲーム大好き少年でした。

その中でも特に大好きだったのが、「桃太郎電鉄」というゲームです。

毎年新作を買うくらい大好きでした。
誰にも負けないと自信を持って言えるくらいマニアです。

 

ご存じない方もいるかもしれませんね。

桃太郎電鉄(通称、桃鉄)とは、プレイヤーは会社の社長になり、
あらかじめ設定された年数の中で
他のプレイヤーと所持金の多さを競い合うゲームです。

すごろくのようなスタイルでゲームは進行していき、
プレイヤーは自分の順番が来るとサイコロを振って、目的地に向かいます。
目的地への道中、いろんなイベントが起きるマスがあって、
ざっくり説明すると、

●青マス:所持金が増える
●赤マス:所持金が減る
●黄マス:ゲームを有利に進めるカードがもらえる
●物件マス:物件を買うことができる

といった種類があります。

ちなみに、物件というのは、買う時は価格分の所持金が減ってしまうんですが、
持っていると、毎年1回、物件の価格に収益率を掛けた金額が自動で手に入ります。
また、その物件特有のイベントなんかも発生します。

 

このゲームを友達と放課後に集まって99年設定
(終わるのに大体1ヶ月くらいかかりますw)でやったりしてました。

僕は今までこのゲームを本当にたくさんの人とやったんですが、
人によってゲームの進め方に違いが出てくるんですよ。
大きく分けると、

●ひたすら青マスに止まって所持金を増やす人
●ひたすら貧乏神(いわゆるおじゃまキャラ)や赤マスを避ける人
●ひたすら物件マスに止まって物件を買い集める人

という3つの傾向に分かれます。

で、ゲームを進めていく中でそれぞれどうなるのかというと、

ひたすら青マスに止まる人は、所持金がどんどん増えていきます。
ですが、大損害が出るイベントのたびにせっかく貯めたお金がなくなっていきます。
これをゲームが終わるまで続けます。

ひたすら貧乏神や赤マスを避ける人は、小さな損害こそ抑えられますが、
所持金はいまいち増えません。しかも青マスに止まり続ける人と同様に、
大損害のたびに所持金が減っていきます。

ひたすら物件を買い集める人は、
最初のうちは、なけなしの所持金を使って少しずつ物件を買っていきます。
当然、物件を買った分だけお金は減るので所持金は少ないです。
前半は買える物件も少ないので結構惨めな思いをするんですが、
後半はそれまで買いためていた物件から毎年お金が自動で入ってくるようになり、
所持金が徐々に増え始めます。
所持金が増えると、それまで手が出なかった高額の物件も買えるようになります。
そうすると、さらに自動収入が増え、雪だるま式に所持金が増えます。
お金があるのでゲームを有利に進めるカードも好きなだけ買えるようになります。

 

あなたは最終的に誰が勝つと思いますか?

…そうですね、物件を買い続ける人が大体勝ちます。

考えてみれば当然なんですよね。

ひたすら青マスに止まる人は、所持金以外の資産がないので安定感に欠けるし、
ひたすら貧乏神や赤マスを避ける人は、そもそも所持金を貯める努力すらしていないので、
大抵借金漬けでゲームを終えます。

一方で、ひたすら物件を買う人は、
所持金とは別に毎年自動でお金をもたらす資産を持っているので、
所持金が一時的になくなることが怖くないんです。つまり安定感があるんですね。

 

もう僕が今日、何を言いたいのか大体わかりますよね?

これって現実世界の人生にも通じるものがあるんじゃないかな、と思うのです。

所持金を増やす(貯金する)ことだけに専念したり、小さな損を避けていたとしても、
他に武器(資産)がないと本当の安定は手に入らない。

資産があると、本当の安定が手に入るだけでなく、
資産が資産をさらにもたらしてくれるという好循環が生まれる。

ちなみに、ここで言う資産というのは、現実世界で言うところの
「自力で稼ぐ力」、「知識」、「自動でお金をもたらしてくれるものや仕組み」
のことだと思っていただいて良いです。

 

桃鉄で物件はお金を払わなければ手に入らない様に、
現実世界でも、自己投資をしなければ資産は手に入りません。

これは、と思ったものにはお金を惜しまず自己投資して、
最終的には笑える人生を一緒に送りましょう!