こんにちは、もんふじです。

あなたの住んでいる街にはスターバックスはありますか?

実は、僕が住んでいる地域にスタバができたので、
どんなものかと思って最近行ってみました。

いやぁ~、あれはいいですね♪

ノマドワーカー(場所を選ばない仕事をしている人の事)にとっては
とても居心地がいいです。作業がめちゃくちゃ捗りそう。

実際にパソコン広げて何やら作業をしている方がちらほらいました。

多分コーヒー一杯で1日居座れちゃいますね(←迷惑な客w)

そんなスタバである気付きがあったので、

今回はそれについてお話ししたいと思います。

 

友人とコーヒーを飲みながら談笑していると、店員さんがやって来て、
「新作のプロモーションしてるんですが、試飲してみますか?」と。

店員さんの手にはお菓子と新作のコーヒー。

で、試しに飲んでみると、めちゃくちゃ濃くて美味しい!

舌触りはさっぱりしているのに、それでいて味わい深いコーヒーでした。

店員さんによれば、豆の挽き方と焙煎の仕方が特殊なものらしく、
それが味わい深さを実現している秘密なんだとか。

その話を聞いていると、なんだかまた飲みたくなっちゃって。

そしたら、カウンターでお持ち帰り用の商品として売ってるじゃないですか!

 

典型的な試飲によるプロモーションだったわけですが、

無料で飲めた上に、店員さんの話が興味深く面白かったので、
購買意欲が思わず湧いてしまった、ということなんですね。

ここで重要なのは、無料であることに加えて、店員さんの話があったことです。

ただ単に無料のコーヒーが飲めたというだけでは、

「あ~美味しかったー。」

で終わる可能性が高いです。

そのコーヒーがいかにこだわりの製法で作られたか、
いかに希少性の高いものであるかを店員さんが説明することで、
お客であった僕にそのコーヒーの付加価値が伝わったから、購買意欲がそそられたのです。

無料で試飲できたことは、
その付加価値を実際に体感するためのきっかけになっていたというわけです。 

無料で試飲できなければ、店員さんの話だけで付加価値を感じさせなければなりません。

でも、売ろうとしているものは食品なので、実際に試してみたほうが説得力を得やすい。

そこで、試飲というアプローチを選択したわけですね。

 

このように、無料をきっかけに展開していくビジネスは非常に有効です。

いろんな場所で無料のものはあります。

買い物をしに街を歩いている時、試しに無料のものがないか意識してみてください。

絶対にあるはずです。

また、無料の力を証明している行動経済学の実験なんてものもあります。

それについては、また次回お話しします。

次回:無料の力(その2)